ハナミツ





さっきしたのにまたしたいと思う俺はなんなんだろう。





彼女とキスをする度に思う。




「……直昭さん?」


「……ああ、ちょっと眠くなって。」


「……」


「大丈夫だから、そんな顔しなくても」


優しい。甘くて優しい。
だから欲しくなるのだろうか。

彼女が。


そういえば、あの日以来彼女としていない、
というかする暇もなく今日に至った。









< 555 / 668 >

この作品をシェア

pagetop