ハナミツ










……。





「蓮花?」


運転席から静かに私の名前をよぶ声にはっとした。


「直昭さん」


「ねむい?」


「…ちょっと考え事してました。」


「良かったら聞くよ、蓮花が話したくなった時にでも」


隠したくない。
直昭さんに聞けばいい。




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