ハナミツ
直昭さんから、ご飯のあと少し仕事をしてから私に話したい事かあると言われた。
明日はどっちみち休みだから遅くなっても構わないと直昭さんには言っていたから私は茶碗を洗うことにした。
「……ふー、お腹がいっぱいで作りすぎたか。」
直昭さんは全部は食べきらなかったけど、
明日食べるから!!捨てないで!!と言われたから冷蔵庫に入れさせてもらった。
自分のいた痕跡が残るのは
何となく自分のが居なくても思い出してもらえてる気がして嬉しい。
忙しいんだな。
もう6月も半ば夏になる。
茶碗を乾燥機に入れ、私はキッチンから離れてソファに座る。
雨が降り出してきた。
何となく手持ち無沙汰になりテレビをつける。
「……。」