Second love~恋しないと思ってたのに~
やっぱり人間関係って難しすぎるよ…。
「はぁ…。」
ため息しかでない。
学校楽しくない、中学に戻りたい。。。
「ねぇ」
「愛結ちょっと聞いてる?」
あー…ぼっーとする。あたしを呼ぶ声が聞こえるけどいいや…
「ねぇってば!!!」
パシッ!!
といきなり肩をおもいっきり叩かれた。
「わっ!な、なに?!」
「ちょっと愛結さ、先生の話し聞いてた?」
「…きいてない」
今あたしに話しかけてきたこの女の子は、
入学当初席が前後で仲良くなった
大中 花。
真っ黒で胸のところまである髪はいつも
ポニーテールにしている。
性格はサバサバしていて物事をハッキリと
言う子で毒舌な女の子。
この子もグループとかそーゆうめんどくさい事が嫌いだから、あたしといつも二人行動してるの。
なんだかんだ似てるところあって気も合うし、今じゃあ一番の仲良し。
ちょっと前まであたし達は、大きいグループにいたけれどなぜかあたし一人がはぶかれたと同時にあたしに付いてきてくれた高校の中での唯一の友達。
花の説明は、これぐらいにして…
花に話し聞かないと。
「ところで、先生なんて言ってたの?」
とあたしは聞いた。