私と彼女と彼等
「......そうだったんだ。」
今は、屋上。
五時限目をサボってここにいる。
「......あはは、気まずい雰囲気持ち込んでごめんね。」
私が告白したせいだ。
「何言ってんの!?そんなことないよ!!......でも、」
急に言葉をきった美咲。
「......でも?」
「ううん。何でもない。今は、好きなだけ泣きな?」
そう言ってくれた美咲。
......優しいなぁ。
「みざぎいいいぃいぃぃ!!!」
優しい美咲に涙腺崩壊。
「おー、よしよし。好きなだけ泣きなー。」
頭を撫でてくれる美咲。
「もう、わだじ美咲とげっこんする!!!」
いや、もう。マジで。
「美咲と結婚する!?やった!!」
なんか喜んでるしね、美咲ちゃん。