私と彼女と彼等
バタンッ
「雅~!!薬買ってきたよ!!」
三階の雅の部屋のドアを開ける。
「おかえり、稚咲。」
「ちさぴょん、おかえりーん!!」
ヒカルと啓に迎えられる。
「ただいまー、って」
目の前には頭を抱えてる柊。
「どうしたの、柊。」
柊は滅多に悩んだりしないのに珍しい。
「いや、実はさぁ、ってなに言おうとしてんだ、俺!!なんでもねーよっ!!」
は?
てか、なに一人で乗りツッコミしてんだ。
ま、なんでもいいけど。