私と彼女と彼等

......


......ぅーん。

妙に体が重いような..。


「......さき、ちさき、稚咲っ!!」

......

「美咲......。おはよ。私から降りてくれると有難い。」


いくら体重が軽い美咲でも重いよー。


「じゃ、起きて。」

「じゃ、退いて。」

退いてくれないと起きれない。

「あ、そうか。ごめんごめん。」

ペロッと舌を出して私から降りた美咲。

「ご飯作っといたから。」

と美咲。

私、最近ずっと美咲に朝食作ってもらってる気がするよ......。

もっと早く起きようっと。

























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