また、明日。
______________
__________
_____
「たっくん!」
「ごめん、優羽。待った?」
今日は僕と優羽の記念日、7月24日。
僕が告白してからもう2年が経った。
たまに喧嘩もするけど、僕らは順調に楽しい日々を過ごしていた。
僕には優羽が必要で、優羽も僕を必要としてくれる。
そんな居心地のいい関係に、僕はどんどん優羽のことを好きになった。
学校が終業式で早く終わり、今日は優羽と記念日デートの日。
クラスが違う僕らは校門の前で待ち合わせをしていた。