また、明日。



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「たっくん!」




「ごめん、優羽。待った?」






今日は僕と優羽の記念日、7月24日。




僕が告白してからもう2年が経った。




たまに喧嘩もするけど、僕らは順調に楽しい日々を過ごしていた。




僕には優羽が必要で、優羽も僕を必要としてくれる。




そんな居心地のいい関係に、僕はどんどん優羽のことを好きになった。





学校が終業式で早く終わり、今日は優羽と記念日デートの日。





クラスが違う僕らは校門の前で待ち合わせをしていた。

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