また、明日。
「逆って…」
俺を優羽に会わせるってことか?!
「いや、ダメだろ!」
それのどこが俺を救うことになるんだよ!
「泰輝君、ショック療法ってご存知?」
「…なんとなく?」
なんかあれだろ、精神的にショックを与えて治す…みたいな?
「私はそのショック療法を利用して、優羽ちゃんの記憶を戻そうと思います!」
「…」
「まさかの無反応!つらい!」
「いや、だって…」
もう話がこんがらがって理解不能になってきた…
「もう面倒臭いから、1から10まで愛衣の考えを話してくれよ」
「お!やる気になってきたねぇ〜!ちゃんと聞いててよ?」
そう言って愛衣は説明を始めた。