後編 かすみ草の恋 ー大学生編ー
アイリの所に戻るとテッタくんと
ケンゴ君が合流してて


3人で笑顔で迎えてくれた。


「アイリ、遅くなってごめんね!」


「おかえり〜!ミカ良くやったね!」


「ミカちゃん頑張ったじゃん!」


「ありがとう!ケンゴ君!」


「てか、礼二に関しては
なにも心配する事無いけどな(笑)
ミカちゃん大好き人間だもんな」


「たとえ、そうでも自分の彼氏が
目の前で女の子に迫られてたら
私だったら滅多打ちよ!
もちろん、両方ね!!」



「こわっ!!てか、大丈夫!!
俺はそういう心配
ありませんので…(笑)」



「何言ってるの??
テッタくん凄くモテるじゃない!
ねぇ〜ケンゴくん??(笑)」


2人はお似合いすぎて
本当仲良しカップルなので
ちょっとイジッてみた。



「ああ、そうだな…
そう言えばこの前も部活の帰りに
女に告られてたよなぁ?テッタ(笑)」


ケンゴ君がそれに乗っかって
2人をいじると


アイリがテッタくんをキッと睨む


「お、おいっ!俺は一筋だぞ?
そんなのキッチリきっぱり
お断り致しました!!」



「ふーーん、まぁいいけど。
よそ見なんかしたら
滅多打ちだからねっ!!」



「ふふふ(笑)ごめんごめん
2人がお似合いすぎて
アイリのヤキモチが可愛すぎて
ちょっとイジっちゃったけど…
テッタくんは絶対にそんな事しないよ?
アイリしか見てないのわかるもん!
ねっ!テッタくん(笑)」


と言ってアイリの肩をポンポンして
テッタくんに笑いかけると


途端にテッタ君は顔を真っ赤にして
ケンゴ君までもが顔を真っ赤にして


「「ミカちゃん、それ反則」」


と言って2人は慌て出したので


「何が反則なのよ??」



わけがわからずキョトンとして
アイリを見ると


アイリとガッチリ目が合った。


「ほんとっ!ミカって…
無自覚、鈍感…ここまでくると
天然だよね!! ぷっ(笑)
あっはははははははは(笑)」


アイリが大爆笑するから


「もうっ!また言う!!
でも、ちょっと…ねぇ、もう!!
いやだっ!笑わないでよ‼︎
ぷっ(笑)あはははははははは(笑)」



2人で笑い転げてると
テッタ君達もつられて
ゲラゲラと笑い出した
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