後編 かすみ草の恋 ー大学生編ー
病院を後にして大学へ着くと


いつも通り、レイジは私の教室まで
送ってくれた


もちろん、いつも通りレイジは
去り際までもカッコ良くて


いろんな女の子達の目もハートが見えるくらいで…


もちろん、私もドキドキさせられっぱなしです。


教室に入るとアイリがニコニコ顏で
お出迎えしてくれた


「おはよ〜!ミカ!!
今日も輝いてるよ!
レイジ君も‼︎
なんであんなにカッコいいの?!
毎日見ても私は慣れません(笑)」


「ふふふ(笑)おはよ〜!
まぁ、レイジは相変わらずですよ(笑)
物心つく頃から一緒でも
たまにドキドキしすぎて凝視できない
時あるから(笑)
それよりアイリ!!
今日の髪型すっごくカワイイ!
私も伸ばそうかなぁ〜」


綺麗にひとまとめにしてある
髪の毛に手を触れながら言うと


「また、イケメンみたいな事やる!
私はね、そういう趣味はないけど
ミカにそういうふうにされると
普通にドキドキしちゃうんだからねっ!
ミカもまたレイジ君と並ぶくらい
バケモンなんだもん(笑)
あっ!そういえばミカ!
背中どうした?」


と言って、私の背中を優しくさすって
首を傾げるアイリ


てか、アイリのが断然に
カワイイです!(笑)


小柄でちょっと気が強そうに見えるけど
(実際強いけど)
アイリはとってもカワイイのです!!


「背中??大丈夫だよ!(笑)
今日から少しずつ練習するからねっ!
明夫くんに鍛えて貰おうね?(笑)」


「明夫くんかぁ〜!
すんごく強いから早く稽古つけて
欲しいけど…
明夫くんにレイジくんでしょ?
私ノックアウトしなきゃ
いいんだけど…
ミカの道着姿ですら可愛くて萌えるっていうのに…」


「確かに、あの2人の道着姿は
貴重かもね(笑)ただでさえすんごい
かっこいいもんね!
私の道着姿が萌える??
何言ってるの?もう、アイリ
わけわかんない〜(笑)
アイリの方がよっぽど素敵じゃないの!
2人は実戦形式で面なし稽古するって
言ってたよ!!」



「うぎゃっ!それは困る!!
私とやる時は面つけて貰わないと
稽古にならない気が……」



本気で不安がるアイリが
おかしくって笑いが止まらない。



「うははははは(笑)
じゃ、後でそうしてもらうように
お願いしよーね(笑)くくく(笑)」



「もう、ミカ!笑いすぎ!!
あんなバケモノ2人と
面なし稽古なんてしたら
誰でもそうなるからねっ!!
でも…ふふふ(笑)
私もおかしくなってきた…」



とアイリも私につられて笑うから
講義が始まる寸前まで
2人でクスクスクスクス笑ってた



アイリといると本当笑いが尽きないよ
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