君は何を思う
公園を出て、裏路地をあるく。
表通りは流石に危ない。
補導されるかもしれないし。
ーポンッー
「…え?」
肩を叩かれ、振り返ると
若いお兄さんが5人ほどいた。
「君、なにしてるの?」
「1人〜?」
「お兄さんたちと遊ばない〜?」
「君かわいいねぇ〜」
アルコールの匂い…。
酔っぱらいかぁ。
いやこいつら未成年だろ?
あぁ、こんな時は
「ごめんね、遊びたいけど…今警察に追われてるの。」