音のない恋
“手話” “勉強” “友達”
“好き”
1ヶ月みっちり勉強してきたことを思い出しながら学校へ向かう
「章ちゃんおはよ!」
「おー、おはよ」
「手話どんな感じ?」
ハルにはクイズ形式で
手話の勉強をたまに手伝ってもらってる
「んー、だいぶ話せるくらいにはなったと思うけど?」
「すごいじゃん!
佐藤ちゃんとたくさん話せるね!」
話せるかな‥色んな意味で
話すの電車以来だし
「昼休みにでも話してくる」
「頑張れ章ちゃん!!!」