この恋を叶えてはいけない
あとがき
『この恋を叶えてはいけない』を最後までお読みいただき、ありがとうございました!
いかがだったでしょうか。
おそらく、今回の結末……主人公が選んだ相手は、賛否両論の意見が出ると重々承知しております。
作者自身、今回の物語を構成したとき、結末は兄とは結ばせない、と決めていたのにもかかわらず、
書きながら唯香と駿が切なすぎて、何度結末を変えてしまおうかと悩んだくらいです。
もしもこれが物語の世界なら、周りの目なんか気にせず、お互いの気持ちだけを尊重して、唯香は駿を選んでいたかもしれない。
だけど今回は、あくまでもリアルに……そして恋というものがこの世で一番大事なものではなく、自分が育ってきた環境のもとの「母親」という存在を強く主張させました。
だから「駿が可哀そう!!」という意見も目に見えてます。
聞き分けのいい兄貴ですね。。
そして陵は本当に、駿と唯香の関係に全く何も気づいていなかったのか……。
そのあたりは謎のままに……。
なにやら、今回はあとがきでもたくさん伝えたいことがあったので長々となってしまいましたが
あとがきまで最後までお読みいただき、本当に嬉しいです。
今後ともよろしくお願いいたします。
それでは、また逢う日まで……。
See you next again...