恋病-koibyou-




あれから放課後のことしか頭になくて、授業なんてほとんど頭に入らなかった。



「よし、じゃ気おつけて帰れよ、だべらず、学級委員以外さっさと帰れよ。」



「起立、礼、さよーならー」



といい、皆さっさと帰って行き私と、速水君、先生が教室に残った。



「よし、桜山と速水、残ってもらったのは、今度の体育祭での走順を決めてもらうためだ。
この前50mやってもらったろ?
それの結果を見ながら決めてもらいたい、きめたら俺は職員室にいるから届けてくれ、では頼むな」


とだけいい、先生は教室を出て行った…






シーン……



やばい、緊張というかなんというかで沈黙が続いてる……



な、なんか喋らなきゃ…




「「あ、あのさ。」」



私が発した言葉と、速水くんが発した言葉がかぶって驚の顔を見合わせた。





数秒見つめ合ったあとに速水くんが吹き出し笑った



「ぷっ あはは!ほんと、桜山面白いよな、よし、さっさとこれ終わらせちゃお」



そう言い、記録が書いてある紙をみて考え始めた、












やっぱ、速水君はいい人だね、







さっきの緊張感がなくなったよ___
< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop