自殺教室
「風見!来い!」

嫌々ながらも、ついていくことにした。

すると、僕の中に何かが入ってきた。

「フフフ。消えちゃえ!」


僕じゃないのが…そう言った。

僕は、何が何だか分からなかった。


自分の意識はあるのに、自分じゃないのが、1人の不良を首を掴み、

力強く両手で首を絞めた。その子は口から血が大量に吹き出た。


「今日はこれだけで良いや。じゃあね〜♪♪」


僕じゃないのがそう言った。僕は…気を失った。

気を失う前、

「フフフ。後少し…かな〜♪♪」
と、あの男の子が言った。

——————…
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