自殺教室
私は、お兄ちゃんと一緒にいる不良の男の子が風見君に首を絞められてるのを、


今、目の当たりにしてる。


けど、私には…何となくだけど…

首を絞めている風見君が風見君じゃない気がする。


…え?
血が飛んできた。


「フフフ。アハハハハ!」

風見君じゃない風見君が、不気味に笑った。


「あーあ、死んじゃった。ま、死んでくれて…よかったな〜♪♪」


「おい!お前…」
あ、お兄ちゃんいたんだっけ。


「フフフ。あんたは最後。」

風見君から、男の子が出てきた。


あの時の?
「フフフ。後少し。」


風見君は、気を失ってしまったらしく、倒れてる。

周りのみんなは…騒いでる。
< 25 / 62 >

この作品をシェア

pagetop