自殺教室
「そうだね。」

私と風見君は、途中まで一緒に…じゃなかった。

校門まで。


「じゃね。」
「…」

手を振ったけど、彼は何の反応もしてくれなかった。


あんなこと…起こって欲しく無いよ…



「こんにちは。月瀬杏可さん。」
へ?

家に着くと、透けた女の子がいた…

——————…
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