それでも地球は自転する
おー、銀髪だー…。

すんげー美人だ、これだけ美人なら性格は最悪だろうな。


は?何でこっち見て微笑んでるの、怖すぎるんだけど…


そんな俺の思考を遮ったのはえっちゃんの、どうしようもない気の抜けた声だった。

「んーと席は、綺羅の後ろな。」

え?ちょっと待って、もう転校生の自己紹介終わっちゃったの…。

聴いてなかった…

あ、転校生歩いてきた…
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