*スケッチブック* ~初めて知った恋の色~
・キャラメルミルクティー
『この事は、忘れて……』
ユカリちゃんはそう言ったけど……。
わたしの頭の中では、さっきからユカリちゃんの言葉がぐるぐると廻り続けていた。
帰宅したものの、いてもたってもいられず、いくあてのないまま外に出た。
なんで……?
両思いなのに。
このままでいいの……?
このことを知っているのはわたしだけ?
とりあえず入ったレンタルショップで、全く興味のないCDを棚から取り出しては眺めたりしていた。
「なぁ……。……へん?」
背後からそんな声がしたけど、わたしに声をかけているとは思わず、聞き流していた。
するとポンポンと肩を叩かれた。
「お茶飲まへん?ってば!」
へ?
わたしのこと?
ユカリちゃんはそう言ったけど……。
わたしの頭の中では、さっきからユカリちゃんの言葉がぐるぐると廻り続けていた。
帰宅したものの、いてもたってもいられず、いくあてのないまま外に出た。
なんで……?
両思いなのに。
このままでいいの……?
このことを知っているのはわたしだけ?
とりあえず入ったレンタルショップで、全く興味のないCDを棚から取り出しては眺めたりしていた。
「なぁ……。……へん?」
背後からそんな声がしたけど、わたしに声をかけているとは思わず、聞き流していた。
するとポンポンと肩を叩かれた。
「お茶飲まへん?ってば!」
へ?
わたしのこと?