*スケッチブック* ~初めて知った恋の色~
翌日の遠足。
「ちぃちゃんっ! お願い!」
朝一番にアカネちゃんにそう言われた。
両手を顔の前に合わせてお願いのポーズをしてる。
そう言われてもなぁ……。
「うーん」
わたしは返事を渋る。
アカネちゃんはタケル君から『一緒に行動しよう』って誘われたらしい。
だけど、付き合い始めたばかりだし、アカネちゃんとしてはいきなり二人きりで一日を過ごすのは緊張しそうだから、わたしについてきて欲しい。
……そう言っているのだ。
「だって……。付き合い始めのカップルの付き添いなんて、どう考えてもお邪魔やん?」
申し訳ないけど、3人で行動することを考えただけで眩暈がしてきそう。
「じゃさ。もう一人いればいい?」
アカネちゃんが打開策を提案してきた。
「うんまぁ……それなら」
そうだな。
後一人でも誰かいてくれたらいいかも。
「ちぃちゃんっ! お願い!」
朝一番にアカネちゃんにそう言われた。
両手を顔の前に合わせてお願いのポーズをしてる。
そう言われてもなぁ……。
「うーん」
わたしは返事を渋る。
アカネちゃんはタケル君から『一緒に行動しよう』って誘われたらしい。
だけど、付き合い始めたばかりだし、アカネちゃんとしてはいきなり二人きりで一日を過ごすのは緊張しそうだから、わたしについてきて欲しい。
……そう言っているのだ。
「だって……。付き合い始めのカップルの付き添いなんて、どう考えてもお邪魔やん?」
申し訳ないけど、3人で行動することを考えただけで眩暈がしてきそう。
「じゃさ。もう一人いればいい?」
アカネちゃんが打開策を提案してきた。
「うんまぁ……それなら」
そうだな。
後一人でも誰かいてくれたらいいかも。