*スケッチブック* ~初めて知った恋の色~
オカン、いないのかな?
つか、こんだけ鳴っても出ないのに、諦めないってどゆこと?
オレは重い体に「よいしょ……」と気合を入れて、立ち上がった。
「ハイハーイ」
誰に言うでもないダルそうな返事をしながら玄関へ向かう。
その間もなり続けるチャイム音。
ここまでしつこいと、来客が誰であるかの予想がなんとなくついてきた。
インターフォンの画面を確認もせずに、ドアを開けた。
「もぉ! 遅いー!」
ユウが不満げに口を尖らせ、中に入ってきた。
「おはよ……」
寝起きのオレは、ついそんな挨拶を口にしてしまった。
「『おはよ』じゃないよー。何時やと思ってんの?」
「何時?」
「もう4時過ぎてるよ?」
「マジで……?」
かれこれ3時間は昼寝をしていたらしい。
どう考えても寝すぎだろ。
我ながら時間の使い方間違ってるなって思った。
つか、こんだけ鳴っても出ないのに、諦めないってどゆこと?
オレは重い体に「よいしょ……」と気合を入れて、立ち上がった。
「ハイハーイ」
誰に言うでもないダルそうな返事をしながら玄関へ向かう。
その間もなり続けるチャイム音。
ここまでしつこいと、来客が誰であるかの予想がなんとなくついてきた。
インターフォンの画面を確認もせずに、ドアを開けた。
「もぉ! 遅いー!」
ユウが不満げに口を尖らせ、中に入ってきた。
「おはよ……」
寝起きのオレは、ついそんな挨拶を口にしてしまった。
「『おはよ』じゃないよー。何時やと思ってんの?」
「何時?」
「もう4時過ぎてるよ?」
「マジで……?」
かれこれ3時間は昼寝をしていたらしい。
どう考えても寝すぎだろ。
我ながら時間の使い方間違ってるなって思った。