*スケッチブック* ~初めて知った恋の色~
問1.彼の好きなところをあげよ。 複数解答可
ええと……。
すこし垂れた目
くしゃって崩れる笑顔
キレイな指
低くて優しい声
優しいとこ
子供みたいなとこ
それからそれから……挙げだしたらきりがないや。
問2.では、彼の嫌いなところは?
んー。
優柔不断なとこ!
鈍感なとこ
いじわるなとこ
人前だとかっこつけるとこ
グリーンピースが嫌いなくせにチャーハンを食べたり、レーズンが嫌いなくせにレーズンパンが好きとかいうとこ
それから……
それから……
うそ。
全部好き。
ダメなとこも全部好き。
シィ君が好き。
「……んんっ……」
その時、シィ君の体が突然動きだした。
小さなイスの上で寝返りをうとうとしてる。
あぶないっ。
このままじゃ落ちそうになるシィ君の体を支えようと、とりあえず手を伸ばした。
だけど、非力なわたしが彼を抱きかかえるなんて到底無理で……。
「きゃぁああああああ!」
――ドシンッ
ええと……。
すこし垂れた目
くしゃって崩れる笑顔
キレイな指
低くて優しい声
優しいとこ
子供みたいなとこ
それからそれから……挙げだしたらきりがないや。
問2.では、彼の嫌いなところは?
んー。
優柔不断なとこ!
鈍感なとこ
いじわるなとこ
人前だとかっこつけるとこ
グリーンピースが嫌いなくせにチャーハンを食べたり、レーズンが嫌いなくせにレーズンパンが好きとかいうとこ
それから……
それから……
うそ。
全部好き。
ダメなとこも全部好き。
シィ君が好き。
「……んんっ……」
その時、シィ君の体が突然動きだした。
小さなイスの上で寝返りをうとうとしてる。
あぶないっ。
このままじゃ落ちそうになるシィ君の体を支えようと、とりあえず手を伸ばした。
だけど、非力なわたしが彼を抱きかかえるなんて到底無理で……。
「きゃぁああああああ!」
――ドシンッ