俺様副社長に捕まりました。
カレーに関しては市販のルーを使ってでしか作ったことがなかったから
それでもいいなら作りますってノートに書いたら
それでもいいから食べたいって何だか子供がお願いしてるみたいで
『わかりました』って返事をしてその横にピースサインをしている女の子のイラストを
書いたらそのイラストの下に『可愛いね』 ってコメントが書いてあって
あの時不覚にもドキッとしたっけ・・・
だってまさか副社長と水沢さんが同一人物だって思ってもいなかったんだもん。
そんなことを思い出しながら
最後のページをめくった私の手が止まった。
「これって・・・・」
そこには私に向けてのメッセージが書いてあった。
『小野寺さんへ
お仕事ご苦労様です。
そしていつもおいしい夕飯を用意してくれてありがとう。
毎日ただ寝に帰るだけのつまらない家だったのに
君が俺の家政婦になってから家の帰るのがすごく楽しくなった。
これからもずっと俺だけの家政婦でいてほしい
水沢』
「なによこれ・・・・俺だけの家政婦でって・・・・一体これいつ書いたの?」
まるでラブレターのようなメッセージに胸の奥がぎゅっと締め付けられた。
「・・・・・桃が俺の秘密を知るちょっと前だったかな・・・」
いつの間にか寝ていたはずの水沢さんが書斎の入口に立っていた。
それでもいいなら作りますってノートに書いたら
それでもいいから食べたいって何だか子供がお願いしてるみたいで
『わかりました』って返事をしてその横にピースサインをしている女の子のイラストを
書いたらそのイラストの下に『可愛いね』 ってコメントが書いてあって
あの時不覚にもドキッとしたっけ・・・
だってまさか副社長と水沢さんが同一人物だって思ってもいなかったんだもん。
そんなことを思い出しながら
最後のページをめくった私の手が止まった。
「これって・・・・」
そこには私に向けてのメッセージが書いてあった。
『小野寺さんへ
お仕事ご苦労様です。
そしていつもおいしい夕飯を用意してくれてありがとう。
毎日ただ寝に帰るだけのつまらない家だったのに
君が俺の家政婦になってから家の帰るのがすごく楽しくなった。
これからもずっと俺だけの家政婦でいてほしい
水沢』
「なによこれ・・・・俺だけの家政婦でって・・・・一体これいつ書いたの?」
まるでラブレターのようなメッセージに胸の奥がぎゅっと締め付けられた。
「・・・・・桃が俺の秘密を知るちょっと前だったかな・・・」
いつの間にか寝ていたはずの水沢さんが書斎の入口に立っていた。