俺様副社長に捕まりました。
6章

意外な繋がり

その日の午後私はいつものように保育園のお迎えに行った。
いつもは井上さんのお宅で双子ちゃんの世話や家事のお手伝いをするのだが
昨日は時間延長で帰りもかなり遅くなったため今日は輝くんのお迎えからでいいと言われていた。

お昼まで私は水沢さんのマンションいたが私は午後から仕事があるため一度マンションへ
水沢さんも午後から会社に行くというので
一緒に家を出た。
「大丈夫だったんですか?」
こんな思いっきりプライベートな理由で半日仕事を休んで良かったのだろうか
「大丈夫。桃が寝ている間に相沢にスケジュールの確認をしてもらったら
重要な仕事はなかったから午後から出勤するって言っておいた。」
未来に・・・連絡したんだ。
・・・未来には随分心配かけたからちゃんと話さなきゃな・・・
そう思いながらエレベーターに乗り込むと水沢さんは地下1階のボタンを押しながら
「電話で相沢には桃と付き合ってるって言っておいたから」って言うもんだから
思わずえっ?!と大きな声で叫んでいた。
水沢さんはそんなに驚くことないだろ~ぐらいに言ったが
未来のことだから近いうちにきっと水沢さんとのこといろいろ聞かれるんだろうな~
そう思うとなんだか身体が重く感じた。
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