俺様副社長に捕まりました。
私は里沙さんに昨日の事を全て話した。
里沙さんは終始笑顔で私と水沢さんとの距離が再び縮まったことを
喜んでくれた。
「里沙さんの助言がなければ多分私は彼から・・・逃げてた。
だから里沙さんには感謝してます。本当にありがとうございました」
里沙さんは・・・・自分の経験談を話しただけよというと微笑んだ。
「ところで・・・桃花さんの彼氏さんって凄いセレブなんだよね~
どこの会社にお勤めしてるの?」
そういえば水沢さんの事は話したけど細かい事は話していなかった。
「水沢尊さんっていう方で・・・・山岡物産って聞いたことあるかな?
そこの・・・副社長なんです」
「山・・岡・・物産?」
里沙さんの表情が一瞬にして笑顔が消え顔は強ばっていた。
気分でも悪くなったのかと尋ねると
「・・・・それ・・・私の父の勤めてる会社なのよ・・・」
「え?」
今度は私が驚いた。
もしかして私の知っている人なのかも知れない。
私と同じぐらいの年齢の娘さんがいる役員は・・・・
一人だけ・・・
山岡物産には2名の取締役専務がいる。
一人は私が秘書をやってた頃担当していた桐山専務。
そしてもうひとりが・・・・安藤専務だ。
「もしかして・・・里沙さんの旧姓って安藤?」
里沙さんは頷いた。
秘書時代、担当ではなかったが安藤専務とご一緒する機会が何度かあった。
仕事に対してとても厳しいが、やさしい面も持ち合わせている。
よくお昼休みに社員食堂に顔をだし、いろんな社員に
声を掛けていた。そのせいか他の役員よりも人気のある方だった。
そんな安藤専務の娘さんが
まさか里沙さんだとは・・・・世間狭すぎだよ私・・・・
でも先日里沙さんから結婚までの経緯を聞いたけど・・・・
う~~~
なんかしっくりこないというか・・・娘と縁を切って孫を会ったことがないって
人には見えないんだよね・・・・
里沙さんは自分の親のことは過去のことだからとそれ以上のことは何も言わなかったけど
どちらもよく知っている人だけに
気になって仕方が無かった。
・・・・って詮索はしちゃいけないんだけどね
里沙さんは終始笑顔で私と水沢さんとの距離が再び縮まったことを
喜んでくれた。
「里沙さんの助言がなければ多分私は彼から・・・逃げてた。
だから里沙さんには感謝してます。本当にありがとうございました」
里沙さんは・・・・自分の経験談を話しただけよというと微笑んだ。
「ところで・・・桃花さんの彼氏さんって凄いセレブなんだよね~
どこの会社にお勤めしてるの?」
そういえば水沢さんの事は話したけど細かい事は話していなかった。
「水沢尊さんっていう方で・・・・山岡物産って聞いたことあるかな?
そこの・・・副社長なんです」
「山・・岡・・物産?」
里沙さんの表情が一瞬にして笑顔が消え顔は強ばっていた。
気分でも悪くなったのかと尋ねると
「・・・・それ・・・私の父の勤めてる会社なのよ・・・」
「え?」
今度は私が驚いた。
もしかして私の知っている人なのかも知れない。
私と同じぐらいの年齢の娘さんがいる役員は・・・・
一人だけ・・・
山岡物産には2名の取締役専務がいる。
一人は私が秘書をやってた頃担当していた桐山専務。
そしてもうひとりが・・・・安藤専務だ。
「もしかして・・・里沙さんの旧姓って安藤?」
里沙さんは頷いた。
秘書時代、担当ではなかったが安藤専務とご一緒する機会が何度かあった。
仕事に対してとても厳しいが、やさしい面も持ち合わせている。
よくお昼休みに社員食堂に顔をだし、いろんな社員に
声を掛けていた。そのせいか他の役員よりも人気のある方だった。
そんな安藤専務の娘さんが
まさか里沙さんだとは・・・・世間狭すぎだよ私・・・・
でも先日里沙さんから結婚までの経緯を聞いたけど・・・・
う~~~
なんかしっくりこないというか・・・娘と縁を切って孫を会ったことがないって
人には見えないんだよね・・・・
里沙さんは自分の親のことは過去のことだからとそれ以上のことは何も言わなかったけど
どちらもよく知っている人だけに
気になって仕方が無かった。
・・・・って詮索はしちゃいけないんだけどね