俺様副社長に捕まりました。
案内された場所は所長室だった。
言うまでもないが所長室にはちゃぶ台もテレビもない。
ドラマに出てきそうな社長室の様だった。
しばらくすると奥の部屋からものすごくキレイな女性が現れた。
私はすぐに立ち上がり頭を下げた。
「お待たせしてしまったわね。頭を上げてかまわないわ。」
ゆっくりと頭を上げるとかけて頂戴と言われ私は緊張したまま機械のように不自然に椅子に座った。
目の前の竹原所長は髪の毛をアップし、身体のラインが綺麗にうつる千鳥格子のスーツに・・・ピンヒール
座り方も品があって・・・ここまで完璧な女性は私の知る限りでは初めてだった。
「初めまして。竹原家政婦紹介所、所長の竹原八重子よ。」
「私小野寺桃花と申します。よろしくお願い致します」
簡単な挨拶が済むと竹原所長は私の履歴書に目を通す。
鋭い目で履歴書を見ている姿に緊張で口から何か出ちゃいそうな気分だった。
所長は足を組みながら何度も確認するように小さく頷くと私に視線を向けた。
緊張が走る。
「あなた・・・最近まで山岡物産に勤めてらしたのね・・・秘書ね~~ちなみにどなたの
担当だったのかした?」
「はい。桐山専務です」
「あら、桐山さんの担当だったのね。彼お元気?」
「ええ。とても元気です。甘いものがお好きなので最近少し体重が増えたと
申しておりましたが」
所長は桐山専務と面識があるようだ。
でもどこで?接点があるのだろう。
山岡物産とここ竹原家政婦紹介所の接点がわからない。
その後も面接とは言い難いほど普通に会話をした。
ただ私がなぜあの会社を辞めたのか理由は一切聞かれなかった。
これが面接なのだろうかと不安になったころ
所長が足を組むのを辞め姿勢を正した。
「小野寺さんの秘書経験と栄養士の資格はこちらにとっても欲しい人材です。
是非私たちと一緒にすぐにでも働いてもらいたいのだけれどいくつか注意事項が
あるの。」
「え?私ここで働けるんですか?ありがとうございます」
まさかあんな面接で受かるなんて思っていなかったからうれしくて飛び上がりそうになったが
「喜ぶのはまだ早いわよ。いくつか守ってもらいたいことがあるの。
それを理解できるなら・・・だから。返事はそのあとに聞くわね」
言うまでもないが所長室にはちゃぶ台もテレビもない。
ドラマに出てきそうな社長室の様だった。
しばらくすると奥の部屋からものすごくキレイな女性が現れた。
私はすぐに立ち上がり頭を下げた。
「お待たせしてしまったわね。頭を上げてかまわないわ。」
ゆっくりと頭を上げるとかけて頂戴と言われ私は緊張したまま機械のように不自然に椅子に座った。
目の前の竹原所長は髪の毛をアップし、身体のラインが綺麗にうつる千鳥格子のスーツに・・・ピンヒール
座り方も品があって・・・ここまで完璧な女性は私の知る限りでは初めてだった。
「初めまして。竹原家政婦紹介所、所長の竹原八重子よ。」
「私小野寺桃花と申します。よろしくお願い致します」
簡単な挨拶が済むと竹原所長は私の履歴書に目を通す。
鋭い目で履歴書を見ている姿に緊張で口から何か出ちゃいそうな気分だった。
所長は足を組みながら何度も確認するように小さく頷くと私に視線を向けた。
緊張が走る。
「あなた・・・最近まで山岡物産に勤めてらしたのね・・・秘書ね~~ちなみにどなたの
担当だったのかした?」
「はい。桐山専務です」
「あら、桐山さんの担当だったのね。彼お元気?」
「ええ。とても元気です。甘いものがお好きなので最近少し体重が増えたと
申しておりましたが」
所長は桐山専務と面識があるようだ。
でもどこで?接点があるのだろう。
山岡物産とここ竹原家政婦紹介所の接点がわからない。
その後も面接とは言い難いほど普通に会話をした。
ただ私がなぜあの会社を辞めたのか理由は一切聞かれなかった。
これが面接なのだろうかと不安になったころ
所長が足を組むのを辞め姿勢を正した。
「小野寺さんの秘書経験と栄養士の資格はこちらにとっても欲しい人材です。
是非私たちと一緒にすぐにでも働いてもらいたいのだけれどいくつか注意事項が
あるの。」
「え?私ここで働けるんですか?ありがとうございます」
まさかあんな面接で受かるなんて思っていなかったからうれしくて飛び上がりそうになったが
「喜ぶのはまだ早いわよ。いくつか守ってもらいたいことがあるの。
それを理解できるなら・・・だから。返事はそのあとに聞くわね」