俺様副社長に捕まりました。
「来週大きな商談がまとまりそうなんだ。相沢くんには前回も無理言って同行してもらって
今回もお願いしようと思ったんだが、大事な時期に彼女を大阪まで同行させるのは
できない。そこで・・・相沢くんの代役を君にお願いしたいんだ」
「はい?」
私が驚いて口を開けたままだというのに水沢さんは私を無視するかのように話を続けた。
「来週の木曜日会社には寄らずここから直接新幹線に乗るからその日はスーツでここに来るように」
パーティー同様、私の意見など聞こうとはせず決定事項として話を勝手に進めてる。
「同行だなんて無理です。私は家政婦です」
なんでそこまでしなきゃならないの?
思わず椅子から立ち上がった。
だが水沢さんは驚きもせずゆっくりと視線を私に向けた。
「でも数ヶ月前まで君は秘書だった。桐山専務は君は有能な秘書だったと言っていた。
あの桐山専務のお墨付きなら全然問題ないと思うけどね・・・・それに今から相沢さんの
代わりを他の秘書に頼むより俺のことなんでも知ってる君が適任だ。
もちろん竹原さんには了解とってある。」
ぬかりなさすぎてなんにも反論出来なかった。いや、反論する気力がなくなったと言ったほうがましだった。
だって所長がOK出してるのなら私が拒絶したって無理なんだもん。
私は力なく目の前の食器を持った。
「これ洗ったら・・・・帰ります」
水沢さんは何も言わず窓から見える夜景をただ見ているだけだった。
あ~~さっき思ったかわいい顔って言うのあれは撤回だ!
今回もお願いしようと思ったんだが、大事な時期に彼女を大阪まで同行させるのは
できない。そこで・・・相沢くんの代役を君にお願いしたいんだ」
「はい?」
私が驚いて口を開けたままだというのに水沢さんは私を無視するかのように話を続けた。
「来週の木曜日会社には寄らずここから直接新幹線に乗るからその日はスーツでここに来るように」
パーティー同様、私の意見など聞こうとはせず決定事項として話を勝手に進めてる。
「同行だなんて無理です。私は家政婦です」
なんでそこまでしなきゃならないの?
思わず椅子から立ち上がった。
だが水沢さんは驚きもせずゆっくりと視線を私に向けた。
「でも数ヶ月前まで君は秘書だった。桐山専務は君は有能な秘書だったと言っていた。
あの桐山専務のお墨付きなら全然問題ないと思うけどね・・・・それに今から相沢さんの
代わりを他の秘書に頼むより俺のことなんでも知ってる君が適任だ。
もちろん竹原さんには了解とってある。」
ぬかりなさすぎてなんにも反論出来なかった。いや、反論する気力がなくなったと言ったほうがましだった。
だって所長がOK出してるのなら私が拒絶したって無理なんだもん。
私は力なく目の前の食器を持った。
「これ洗ったら・・・・帰ります」
水沢さんは何も言わず窓から見える夜景をただ見ているだけだった。
あ~~さっき思ったかわいい顔って言うのあれは撤回だ!