残されたモノ達へ
残されたモノ達へ

夜、受験勉強中でイライラしてた私の元に千夏の死を告げる電話が入った。



嗚咽を漏らしながら彼女の最期を話す友人に、私は何も言えなかった。



直接じゃなく、電話で良かった。



私が無表情のままだってバレないから。



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