君と過ごした1ヶ月




『おっじゃましまーす!』



ドアを開け中にはいるといつも通りベッドに腰かけ笑っている。



またかよ、なんて憎まれ口を叩く。


それでも口元は嬉しそうに緩んでいて


まったく素直じゃないんだから!



『だって課題全然分かんないもん』


「だったらほかの奴に教わればいいのに」

『なによ、ケチ!』



なんて言いながらも教えてくれるから優しいんだけど。



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