君と過ごした1ヶ月
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よし、病院の許可は取った!
………すごい渋々だったけどね。
『絶対に騒がしくしないこと、片付けはキチンとすること。それと―――――』
悪い方へいく思考を振り切るように頭を振った。
今は深く考えない、何はともあれ許可は降りたんだ。
考えるよりすることは他にあるでしょ。
準備をしないといけないしね!
病院からでた瞬間夏の日差しが私を出迎える。
本格的に鳴きだしたセミの声がそこかしこから聞こえてきた。