君と過ごした1ヶ月







『じゃあ遥、私一旦帰るね!』


「は?一旦って……」


『だからそれは秘密!』



笑って言うと看護師さんもこっちを見てフフって笑った。


遥は自分だけ分かっていないからか少し不機嫌そうだ。


最後にじゃあねー!と大きく手を振って病室をでた。


病室を出てドアにそっと寄りかかった。






今日この日が遥にとって良い思い出になりますように





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