赤い糸
お手洗いの横に鍵のかかった倉庫みたいな小さなスペースがあった。南京錠と鎖で厳重にしまわれて開ける事は出来ないそのスペースがなぜか気になってドアノブに手をかけた。『何してんの』
「っ望」『そこただの押し入れだよ』
「そう…なんだ…」
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