死にに行く。ナイフと馬人間と
バスを途中で降りて歩けばかなりの距離があったが、それも苦にはならなかった。
歩けば良い。お金はないし、状況は全く変わってないが、とりあえず生きてみようかと思った。
また死ぬ気になれば死ねば良いのだ。
死ぬ時は死ぬのだ。
ヒヒヒーンと馬の真似をしてみるが、まだ降っている雪の中でその声は消えた。
誰にも聞かれずに消えた。
了
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◆◇◆
start 10.03.12
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◆◇◆
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つきひとくん、ジウさま
ユウ・さま、さいマサさま
mimikonさま
素敵なレビューをありがとう
身に余る光栄です♪
◆◇◆
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