君と僕等を、繋ぐ線。









「・・・・・・・・・・・・・・・にしても、英語のツイートまで。 小説も英訳してあったし。 誰が?? 一緒に取材に来た男の人が??」







『ワタシですよ!! 売れっ子アイドルか!!?ぐらいの勢いで寝ずに訳したんですから!! 英語圏の人たちにも拡散した方が、多くの声を集められるだろうなと思って。』







畑田が電話の奥で鼻息を荒げた。







・・・・・・・・・・・・・え。 畑田って。







「英語出来んの?? オマエ」







『ワタシ、中学高校の英語の教員免許持ってますもん。 ・・・・・・・・・・・・・まぁ、ネイティブじゃないんで、英訳ちょっと稚拙な表現が多々あるかと思いますが、話の内容は伝わる様には訳せてるハズです』








・・・・・・・・・・・・・・そう言えば畑田、オレの取材がしたくて教師になるのを辞めたって言ってたな。







・・・・・・・・・・・・・・畑田、英語の先生になりたかったんだ。
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