君と僕等を、繋ぐ線。








そして遂には、自分で曲を作りたいという気持ちが沸いてきた。







その頃、ギターを触る度にメロディが浮かんできていたから。







自分の頭から生まれる、自分が気持ち良くなれる音楽。








『みんなにも聞いて欲しい』という欲求が芽生えた。








高校に入ると、早速軽音部に所属した。








念願のバンドが組める。








ギター、ベース、ドラムとメンバーを集め、4ピースバンドを作った。







メンバーに自分の自信作を聞かせると、みんなが予想以上に褒めてくれた。








それがオレの自信に繋がった。








オレの音楽を受け入れてくれたヤツらとのバンド活動に、胸が躍った。










・・・・・・・・・・・・・・・が。
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