君と僕等を、繋ぐ線。
『あるんです!! あったんです!!』必死に食い下がる畑田の横で、『畑田の話、聞いてください!! お願いします!!』北村という男も頭を下げていて。
『警備員呼びますよ。 帰って下さい』マネージャーは2人を突っぱねた。
しぶしぶ帰る準備をする、上川出版の2人。
帰り際、畑田が何かを訴える様に、オレを見つめてきた。
・・・・・・・・・・・・・・コイツは、本当に秋のブログを見つけたのカモしれない。
畑田たちが事務所を出て行ったすぐ後に、マネージャーもオレがプロデュースする新人バンドの売り出しの為に、ドコかへ移動した。
その隙に、前に畑田に貰った名刺を探す。
----------------------ドコにやったっけ。
あの時、イライラしすぎて捨てたっけか??
色んな引き出しを漁りまくり
「・・・・・・・・・・・・あった。 見つけた」
畑田の名刺を発見した。