金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!

「お前、マジで危なっかしくて放っておけねぇよ」


「え?」


「これから何か困ったことがあったらすぐ俺に言え。何でも、だ。分かったか?」


「う、うん……」


「じゃ、いくか」


御堂君はそう言うと、あたしの手をギュッと掴んだ。


温かい御堂君の手のひら。


トクンっと心臓が鳴る。


「最短ルートでいくぞ」


御堂君はそう言うと、あたしの手を引いて走り出した。
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