金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!
言葉では言い表せないほどのオーラをまとっている御堂君。
彼がいるだけでパッと周りが明るくなるような、光がさすような……そんな感じ。
ここ数か月、一緒にクラス委員をしてみてそれを実感する。
彼はとにかくすごい。
あたしにとって御堂君は憧れの人。
恋愛感情抜きで、あたしは眩しく輝く彼が……好きなんだ。
「……――愛音、これもってて」
目の前が急に暗くなる。
慌てて視界を塞ぐものをどけると、見上げる先には御堂君がいた。