金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!

言葉では言い表せないほどのオーラをまとっている御堂君。


彼がいるだけでパッと周りが明るくなるような、光がさすような……そんな感じ。


ここ数か月、一緒にクラス委員をしてみてそれを実感する。


彼はとにかくすごい。


あたしにとって御堂君は憧れの人。


恋愛感情抜きで、あたしは眩しく輝く彼が……好きなんだ。



「……――愛音、これもってて」


目の前が急に暗くなる。


慌てて視界を塞ぐものをどけると、見上げる先には御堂君がいた。
< 111 / 405 >

この作品をシェア

pagetop