金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!

「み、御堂君……あのっ……」


ビックリしてぺたんとその場に座り込む。


「俺、今衣装の話なんて正直どうだっていいし」


御堂君はあたしと向かい合うように腰を落とす。


「なぁ、もう逃げんな。ちゃんと俺と向き合えよ」


「み、御堂君……」


誰もいない教室の中で御堂君と二人っきり。


しかもこんなに至近距離で見つめられて心臓が激しくなる。


真っ赤な夕日が御堂君の横顔を赤く染める。


いつもカッコいい御堂君が更にカッコよく見える。


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