金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!
「え……どうして……?」
両想いだったのにその子を振るなんて……――。
「あとで問い詰めた時、朝陽はその子のことが好きじゃなかったって言ってたけど……絶対嘘だよ。でしょ、朝陽?」
「つーか、何で今そんな話してんだよ。関係ないだろ」
めんどくさそうに言う御堂君。
「関係なくないよ。だって、今も多分それと同じ状況になってるから」
「……は?」
椿君の言葉に、御堂君が顔を持ち上げる。