金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!
「お前は知らねぇけど、琥太郎は違うだろ」
「朝陽は分かってないなぁ。琥太郎が一番わかりやすいじゃん」
「ハァ?」
「ヤバいね。あの時と全く同じ。で、朝陽が優勢で俺と琥太郎が劣勢なのも同じ」
「お前……――」
「ねぇ、朝陽。今回も中学の時と同じような感じになったらどうする?」
よく分からない会話を繰り広げる二人。
あたしは首を傾げて二人の会話に耳を傾ける。