金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!

「もしも、その子が朝陽のことが好きだったら……どうする?告られたら、中学の時みたいに振る?俺達に気を遣って」


試すような目で御堂君を見つめる椿君。


御堂君は真っ直ぐ椿君を見ながらハッキリこう言った。


「……今回だけは絶対に譲れない。お前にも琥太郎にも他の奴にも」


「ふーん。そっか。じゃあ、お互いに頑張ろうね」


椿君はふっと笑うと、再び手元の衣装に視線を落とした。
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