金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!
昼休み。
「ハァァ……どうしよう。あたし、寝てるふりさえろくにできなそうだよぉ」
学食でお昼を食べながらカナコに愚痴る。
「大丈夫だって。棺の中で寝てるだけでいいんだから」
「でもさぁ……――」
「あたしの魔女よりいいでしょ~?って、あたしハマり役すぎてたのしくてしょうがないんだけどねっ」
ハハッと笑ってカツ丼を頬張るカナコ。
カナコのそういうプラス思考でポジティブな考えをあたしはいつもひそかに尊敬している。