金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!
やっぱり君が好き
「あーー、愛音~!!こんなところにいたの~?心配しちゃったよ~」
しらばくすると、椿君のスマホに鈴木君から連絡が入った。
それからすぐに土手にカナコと鈴木君がやってきた。
でも、なぜか鈴木君の様子がおかしい。
普段からあまり落ち着きのあるほうではない鈴木君が、更に落ち着きを無くしている。
カナコが少しでも鈴木君に話しを振ると、鈴木君はオドオドして受け答えすらまともにできない。
もしかして……カナコってばもう鈴木君に気持ちを打ち明けたのかな……?
そうだとしたら、今の鈴木君の態度もうなづける。
告白した方が落ち着いていて、されたほうがこんなに動揺しているなんて。
何だか鈴木君がかわいく思えてくる。