金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!
やっぱり君が好き

「あーー、愛音~!!こんなところにいたの~?心配しちゃったよ~」


しらばくすると、椿君のスマホに鈴木君から連絡が入った。


それからすぐに土手にカナコと鈴木君がやってきた。


でも、なぜか鈴木君の様子がおかしい。


普段からあまり落ち着きのあるほうではない鈴木君が、更に落ち着きを無くしている。


カナコが少しでも鈴木君に話しを振ると、鈴木君はオドオドして受け答えすらまともにできない。


もしかして……カナコってばもう鈴木君に気持ちを打ち明けたのかな……?


そうだとしたら、今の鈴木君の態度もうなづける。


告白した方が落ち着いていて、されたほうがこんなに動揺しているなんて。


何だか鈴木君がかわいく思えてくる。


< 236 / 405 >

この作品をシェア

pagetop