金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!

トンッと朝陽の胸に顔をぶつけるあたし。


一定のリズムを刻んで鳴りつづける朝陽の心臓の音が心地いい。


「ずっとこのまま離れたくない」


「あたしも……だよ……?」


「誰にも渡したくないって思ったの、愛音が初めてだ」


あたしを抱きしめる朝陽の腕に力がこもる。


「俺、何があっても絶対に愛音のこと離さないから」


「あたしも……朝陽から絶対に離れないよ」


恐る恐る朝陽の背中に腕を回す。
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