金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!

カナコを見送ると、あたしは再びシャープペンを手にテキストに目を向けた。


まずは公式を覚えないと。


ノートに何度も同じ公式を書き写していく。


でも、次第にまぶたが重たくなる。


溜まっていたドラマを夜中まで見てしまったせいだろう。


少しだけ……寝ようかな。


カナコが戻ってきたら起きよう……。


ちょっとだけならいいよね……?


そんな言い訳をして机に伏せて目を閉じると、あっという間に夢の中に吸い込まれていった。



< 320 / 405 >

この作品をシェア

pagetop