金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!
カナコを見送ると、あたしは再びシャープペンを手にテキストに目を向けた。
まずは公式を覚えないと。
ノートに何度も同じ公式を書き写していく。
でも、次第にまぶたが重たくなる。
溜まっていたドラマを夜中まで見てしまったせいだろう。
少しだけ……寝ようかな。
カナコが戻ってきたら起きよう……。
ちょっとだけならいいよね……?
そんな言い訳をして机に伏せて目を閉じると、あっという間に夢の中に吸い込まれていった。