金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!

ちゃんと言おう。


自分の気持ちを正直に朝陽に伝える。


「あたしが好きなのは朝陽だけだよ。朝陽しか見えないの……。だから、別れるとか言わないで……――」


声が震える。


だけど、必死に自分の想いを伝えた。


すると、突然グイッと腕を掴まれた。


「バーカ。言うの遅ぇーよ」


朝陽はそう言うとあたしの体をギュッと抱きしめる。

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