金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!
「全然追いかけてこねぇし、このまま終わりになんのかもしれないってすげぇ焦ったし」
「朝陽……」
「俺、前に言っただろ?お前のこと離さないって」
朝陽の言葉に記憶をたどる。
そのとき、ふいに朝陽の家に遊びに行った日のことを思い出した。
『俺、何があっても絶対に愛音のこと離さないから』
『あたしも……朝陽から絶対に離れないよ』
そう言って抱き合った日のことが、鮮明に蘇り胸を熱くさせる。