金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!

「全然追いかけてこねぇし、このまま終わりになんのかもしれないってすげぇ焦ったし」


「朝陽……」


「俺、前に言っただろ?お前のこと離さないって」


朝陽の言葉に記憶をたどる。


そのとき、ふいに朝陽の家に遊びに行った日のことを思い出した。




『俺、何があっても絶対に愛音のこと離さないから』


『あたしも……朝陽から絶対に離れないよ』


そう言って抱き合った日のことが、鮮明に蘇り胸を熱くさせる。

< 365 / 405 >

この作品をシェア

pagetop