金髪の不良君とクラス委員をやることになりました!!

「ねぇ、今日どこいく~?カラオケ~?」


「いいねぇ~!!でもお腹空いたから何か食べてからいかない?」


「じゃあ駅前で何か食べてく~?」


「そうしよ~!」


数人の女子生徒が会話を弾ませながら昇降口にやってきた。


「んっ……」


一番隅の周りから死角になる下駄箱に背中を押し付けられるような格好で、あたしは朝陽からのキス攻撃を受けていた。


「あたし、今日クレープがいいんだけど」


「えー、こないだクレープ食べたじゃん!今日はたこやきにしない?」


女子生徒たちは反対側の下駄箱で楽しそうに言葉を交わしている。




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